キリスト教徒は一生のうち、一体いくらぐらい教会に献金するのでしょうか。試しに計算してみましょう。
ここでは簡単のため、就職してから死ぬまでの間、60年間に支払った額を計算します。
- 月額献金 1万円x12x60=720万円
- クリスマス特別献金 2万円x60=120万円
- イースター特別献金 2万円x60=120万円
- 感謝祭特別献金 1万円x60=60万円
- 席上献金 1000円x4x12x60=288万円
- 会堂費 10000x60=60万円
- 交通費 2000x4x12x60=576万円
- 合計 1944万円
一生に支払う金額は1944万円でした。什一献金などという教会であればもっと多いでしょうが、この金額はおそらく平均よりも少なめの見積もりだと思います。子供や妻を考えに入れるともっと増えるでしょう。
什一献金というのは、上記の「月額献金」について、税込み収入額の10分の1支払いなさい、ということであって、その他の献金はその上さらに、ということになります。
その他にも、聖餐式には聖餐感謝献金、神学生養成援助献金、夏季、冬季特別献金、建物が古ければその維持費、それに光熱費は別に徴収される場合もあり、礼拝後の食事材料費、子供に配るお菓子の代金、カトリックや正教の場合、法事があれば(正教は毎月、カトリックは年一度)法事謝礼など、ということになるでしょう。
本人が本人のために「宝を天に積む」つもりで支払っているわけですから、外から文句を言うつもりはありませんが、まあ捨て金ですね。何か買い物したほうがよほど社会に貢献するでしょうし、他人のために役立てたいというのなら、赤十字へ送金すれば役立ててくれるでしょう。本当に神が存在するのなら、教会に無駄金払って遊んでいるより、よほど評価するでしょうね。