キリスト教大辞典

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キリスト教の問題点について考える

京都の雑煮は白味噌?

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キリスト教に関係しない内容で恐縮ですが、今回は京都に纏わる都市伝説のことなどを。まずは雑煮です。

お正月が近づくと話題になるのが、お雑煮の仕立て方です。京都のお雑煮は白味噌仕立てだというアレですね(笑)。

確かに、白味噌のお雑煮というものは存在するのですが、実際に白味噌のお雑煮が出されるのは、一日の朝一回だけで、あとは澄ましだとか田舎味噌だとか、普通は複数のおつゆが用意されていて、好きなのを選んで食べる、という風になってます。

ご想像いただければわかる通り、白味噌というのは甘いものですから、続けて食わされたものならもたれて気持ち悪くなってしまうと思いますよ(笑)。

白味噌のお椀は、金時人参など鮮やかな赤色が入りますと、きれいな紅白になっておめでたい感じになりますので、元旦の朝には必ず出てきます。普段は使わない座敷の間などに食卓を広げ、家長が「お祝いやす」というのを待って、「おめでとうさんでございます」とお祝いを言って箸をとります。なんとなく気が引き締まるような感じがあって清々しくなります。

しかし、普通は、白味噌のお雑煮は元日の朝食に一度だけです。京都の雑煮は白味噌、というのは、味噌屋の印象操作ではないかと(九重味噌さん、ごめん(笑))。

これはあまり話題にならないようですが、京都には「お屠蘇」を飲む風習がありません。屠蘇は薬酒ですので、正月から改まって薬を飲んでは、その年中薬付いてしまう、というゲン担ぎのようです。

また、京都の雑煮は丸餅を湯がいて柔らかくしたもの、という決めがあるように言われますが、これもそのように決まっているわけでは無いと思います。

僕が子供の頃までは、近所数軒の持ち回りで、正月の餅を年末に搗いていたのですが、だんだん人が減ってきたりして、最近は、和菓子屋さんなどに頼んでいまして、大晦日に餅箱が届くようになってきています。「餅は餅屋」というやつですね(笑)。

それでも、自家搗きのときと同じで、丸餅、のし餅、板餅などを三段に分けてきれいに並べたものが届きます。ですので、丸いのも四角いのもあるわけで、湯がくのも焼くのも好み次第です。

ですから、「京都の雑煮は湯がいた丸餅で白味噌仕立て」と決まっているように紹介されることが多いですが、僕としては、こうやって都市伝説が生まれるんだなあ、という気持ちです(笑)。

 

都市伝説といえば、京都で子供のピアノを褒められたら、というような話題があるようですが、

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これにも、納得できないところがあります。

たしかに、京都人はもって回ったものの言い方をする傾向があります。色々な符牒を使いまわして、なんとか「なまなま」なものの言い方をせずにすまそう、と気を使うのですが、それは京都の人同士の場合です。

いくら京都人だからといって、本当に困って緊急度が差し迫っている状況であれば、まして相手が他所から来た人とわかっているのなら、「坊ちゃん、ピアノ上手にならはったなあ」などと悠長なことは言わないと思います。それに、ピアノの音は近所迷惑にならないように気をつけないといけないなんて、世界中どこでも同じですよね。

ぶぶ漬けは、いかがどすか?」もよく笑い話に出てきますが、まあ、落語のネタでしかないでしょうね。そんなことを言う人は、おそらく一人もいないと思いますよ(笑)。

他にも、「寿司屋で薀蓄を傾けると煩がられてボラれる」だとか、面白い話がありますけど、まあ、京都の人は、僕も含めてですが、結構イヤミな人が多いのは確かですし、嫌われているんでしょうね。一概に都市伝説と切り捨ててしまってはいけないのかもしれませんが、すくなくとも聞いたことはありません(笑)。