キリスト教の問題点について考える

キリスト教の問題点について考える

伝統的教派プロテスタントの元信徒が運営するキリスト教批判ブログです

福音書にあらわれる旧約時代の人物

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福音書には、旧約時代の人になってしまった人物が登場します。福音書は新約聖書に記されている書物なのに旧約時代の人とは一体どういうことなのか、と思われたでしょうか。教会特にプロテスタント教会ではこのことをあまり説明しないと思いますが、ここで少し説明させていただこうかと思います。

キリスト教では、イエスキリストの死と復活をもって、神と人類との間に新しい契約が締結されて新約の時代が始まった、と考えます。ですので、新約聖書の福音書であっても、イエス様の復活の前に死んでしまった人物は旧約の時代だけに生きていた人だということになるのです。

洗礼者ヨハネ

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まず思い浮かぶのが洗礼者ヨハネでしょう。ヨハネはサロメの願いによってヘロデ王に殺されました。

ヨアキムとアンナ

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次に、このふたりは正典の福音書には登場しないのですが、正教会とカトリックの伝統では聖母マリアの両親であり「神の祖父母」というタイトルを持っているヨアキムとアンナです。

ディスマス

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最後に、上記の過去記事でもとりあげた、イエス様とともに磔にされた2人の盗賊のうちの一人です。教会によってディスマスと名付けられたこの盗賊は正教会とカトリック教会によって聖人に叙せられていますが、イエス様の復活を待たずに死んでいますので旧約時代の聖人ということになります。

 

福音書をよく読めば他にもいるかもしれませんが、イエス様の復活の前に死んでいる人が登場していれば、その人は旧約時代の人だということになると思います。