神とは何でしょうか、実在するのでしょうか。
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創世記第13章21-22節
主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らを照し、昼も夜も彼らを進み行かせられた。
昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった。
この記述を見ると、神の霊体が超常現象を示しているかのように思えますが、違います。出エジプトのイスラエル人の隊列は 非常に長大だったので、列の最後尾であっても先頭の位置が把握できるように、大きな火壺に昼は獣脂を燃やして白い煙を立て、夜は木の枝などを燃やして目印にしたのですが、それを、これは神だ、と表現したわけです。
なにであっても、重要なことを知らせる場合に、その主体が「神である」と言う、つまり行政の手段として「神という概念」が利用されたということです。
神は実在しません。行政の手段としての方便に過ぎなかったわけです。