KOBEインターネット教会、光のイエス・キリスト教会 のサイトに、『情けない牧師が多すぎるのではないか?』という記事がありました。引用してみましょう。
今、日本では牧師が不足しています。無牧師教会も増加の一途です。
これは、高齢化の影響もあって、牧師が高齢で引退する事もあると思いますが、ほとんどは、牧師の収入が安い事が原因です。
しかし、牧師の収入が安くとも、平日に教会を訪れる信者様はほとんど居りません。牧師だって、一般信者様と同じ様に働けば良いではありませんか。
僕もそのように思います。当ブログにおいても常々同様の主張を行っています。しかし、次節がよろしくありません。御覧ください。
…この様な話を、他の牧師にすると、「平日も結構忙しい。」と言う返事が返って来ます。しかし、忙しいのは誰しも同じではありませんか? 牧師だけが忙しいのではありません。牧師だって教会以外の仕事を持って、働けば良いのです。
何がよくないのかといいますと、「牧師は忙しい」のだと同意していることがよくありません。牧師は忙しいでしょうか。牧師が忙しいのは、日曜の礼拝とその前後を含めたとしてもせいぜい3時間、週にたったの3時間程度でしかない、と思います。
この牧師さんのように、交通事故鑑定士という職業人としての側面があるのであれば忙しいかもしれません。学校の教師、医師、看護師などを兼務している場合などもあるかもしれませんが、そういった人たちも忙しいだろうと思います。しかし、そういった兼業は、牧師の仕事がヒマだからできることなのだ、とも言えると思います。
そして、世の中の大多数の牧師は牧師一本の専業牧師だと思います。
最後はこのように締めくくっておられます。
しかし、残念ながら、「甘ったれた牧師」が多いのは事実です! 今こそ、牧師の意識改革が必要な時です。そして、イエスがエルサレムの神殿で見た様な、「金まみれの宗教」から脱却する為の「宗教改革」を行うのは今です。
皆で、もっと、真剣に”キリスト教”と言うものを考えてみようではないですか!
私は、他の”インターネット教会”のHPも見ましたが、本気で真剣に行って居るとは思えませんでした。
しかし、「甘ったれた牧師」が多いわけではなくて、「甘ったれた考えの人間」が牧師になるのではないかと思います。楽して生きていく術、と高を括っているようにしか思えませんし、実際、さほど立派な牧師(神父もですが)に出会ったこともありません。
この牧師さんの改革案を実現するのであれば、プロテスタントの牧師按手、カトリックの聖職叙階の条件として、就業していて、一定以上の収入があること、を定めればよいのです。もちろん、牧師や神父としての報酬はゼロです。そうすれば、『情けなくない牧師(神父)』が現れるかもしれません。