キリスト教の問題点について考える

キリスト教の問題点について考える

伝統的教派プロテスタント信徒が運営するキリスト教批判ブログです

カルトに注意

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polemicsreport.com

 

キリスト教にも「カルト」は存在します。「統一教会」「モルモン教」「ものみの塔」などが代表格ですが、「ヨハン早稲田キリスト教会」「摂理(キリスト教福音宣教会)」「KGK キリスト者学生会」なども社会問題を引き起こしている団体です。

これら以外では、単立の教会ですね。ただ一つだけの教会、または10程度の教会で教派を名乗るような教会、「~チャペル」だとか「ジーザス」なんとかが名前に付いてるのは特に要注意ですね。「チャペル」というのは、学校や病院などに付属する礼拝堂を意味する言葉です。そういう本来の意味を度外視して、なんとなくそれっぽいから、というような理由で法人名を決めているというだけで、いかに軽薄な団体かということをうかがい知ることができるでしょう、ということですよね。

また、単立の教会で、牧師が親子など身内ばかりというのはもう最悪でしょうね。親族経営の教会なんて、考えただけで身震いするほど劣悪です。そんなとこを選んで足を踏み入れるほうも、人間としてどうかと思うレベルでしょう。

 

当ブログの記事

christian-unabridged-dict.hatenablog.com

なんかも参考にしてください。

 

キリスト教に興味を持って、どこかへ一度行ってみたいんだけど、というような場合で、無難なところはどこかと言えば、カトリック聖公会プロテスタントであれば日本基督教団に所属している教会、あとは改革派、日本キリスト教会バプテスト教会、あたりであれば、絶対にとは言いきれませんが、おそらくは大丈夫でしょう。

また、福音派に属する教会であればやめておきましょう。

福音派」によれば、

のいずれかに所属していれば福音派と見分けられるとのことです。

友達に誘われたんだけど、大丈夫かな、というような場合、上に書いた、「統一教会」「モルモン教」「ものみの塔」「ヨハン早稲田キリスト教会」「摂理(キリスト教福音宣教会)」「KGK キリスト者学生会」のいずれかであれば、絶対にやめておきましょう。危うきに近寄らないことは、君子としての常識です。

次のサイトの記述内容を参考にしてください。

 

それらでは無いんだけど、あんまり聞いたこと無いな、というような場合は、やめて置くのがもっとも賢明ですが、迷う場合は、その団体のサイトを確認して見れば割りとわかります。たいていの場合、牧師紹介のページがありますから見てみましょう。

たとえばこんな感じ

19xx年xx市生まれ。
xx歳で献身して牧師の道を志しxx歳で牧師の按手を受けて、xx夫人と共にxxxチャペル牧師として牧会活動を続けている。
国内はもとより、アメリカ・ヨーロッパ、アジア等で50カ国以上で活躍し、福音宣教に生涯を捧げている。

xxxチャペル創立牧師、xx宣教神学研究院名誉理事、xxx人福音宣教会会長。
19xx年 キリスト教指導者名誉博士
19xx年 名誉宣教学博士
19xx年 名誉神学博士

胡散臭い経歴の見本とも言えるようなものですよね。

どの都道府県のなんという教会のなんという牧師、または監督から按手を受けたのか、そのまえに、どの大学の学士、修士、博士を修めたのか、なぜ書けないのでしょうか。

この経歴では、教会員生活を経験せずに、いきなりxxチャペルを興していることになりますので、牧師というよりは実業家ですよね。金儲け以外の目的は無い、ということです。

海外で活躍した、とありますが、なんという団体でどのような活動をしたのかが不明です。

3つの名誉博士のタイトルがあるように書かれていますが、名誉博士とは、高等教育機関から授与される学位なのですから、その教育機関の名称を書かなければ何の意味もありません。

こういうばかばかしい経歴は、もう見ただけで、この団体の目的は詐欺だな、と見抜けなければなりません。そういう常識的な力をつけること、これは社会人としての義務だと考えるべきでしょう。