キリスト教の問題点について考える

キリスト教の問題点について考える

伝統的教派プロテスタント信徒が運営するキリスト教批判ブログです

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

重荷を担う者の休息とは

www.biblestudytools.com マタイ伝11章に、有名な「重荷を担う者の休息」という件があります。見てみましょう。 マタイ伝福音書 11:28-30 すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへ…

先住民をあざける高校生ら、その後

過去の記事christian-unabridged-dict.hatenablog.com ですが、その後動きがあったようです。本ブログでも取り上げた以上、触れておくべきか、と思いました。 1つめは、 「先住民をあざける米高校生ら 監督教区と学校が連名で謝罪」という報道です。 headli…

「地獄からの悪魔」と呼ばれた教皇

ja.wikipedia.org 「聖職者に扮した地獄からの悪魔」と呼ばれた教皇をご存知でしょうか。Wikiには、 ベネディクトゥス9世(Benedictus IX、1012年頃 - 1055年ないし1065年ないし1085年)はローマ教皇(在位:1032年10月 - 1044年9月、1045年4月 - 5月、1047…

先住民男性を取り囲み、からかう高校生

www.cnn.co.jp 「先住民男性を取り囲み、からかう高校生 動画が波紋呼ぶ」というCNNの報道がありました。見てみましょう。 (CNN) 米首都ワシントンのリンカーン記念館前で高校生のグループが高齢の先住民男性を取り囲み、はやし立てる場面の動画が、イ…

ルター教会の司教

mecc.org 「司教」が存在するルター教会があることをご存知でしょうか。おそらく日本のルター教会には存在しないのではないかと思いますが、アイスランド、フィンランドのような、ルター教会が国教である国などでは、司教が存在するようです。上の写真はエル…

謎解き般若心経

www.kawade.co.jp いつも拙ブログをtwitterの「いいね」 でご評価くださる、平野純さんのご著書、「謎解き般若心経」を購入しました。 般若心経の不思議さには、以前から興味がありましたので、平野純さんには他にもご著作があることを知っていたのですが、…

日本キリスト教団逗子教会の集金説教「ささげる恵み」

zushikyokai.holy.jp 教会という組織を維持するためには金が必要だ、ということは理解できなくもありません。ある程度は信者に頼ってもよいでしょう。しかし、神に責任を押し付けてはいけないと思います。 日本キリスト教団逗子教会の、小宮山剛牧師による、…

京都の雑煮は白味噌?

www.kokonoemiso.com キリスト教に関係しない内容で恐縮ですが、今回は京都に纏わる都市伝説のことなどを。まずは雑煮です。 お正月が近づくと話題になるのが、お雑煮の仕立て方です。京都のお雑煮は白味噌仕立てだというアレですね(笑)。 確かに、白味噌…

聖伝ミサの実践者はライ病患者?

sthughofcluny.org 何故カトリック教会にとって聖伝のミサがそれほど大切なのか? blog.goo.ne.jp というブログ記事を見つけました。カトリック教会の典礼様式は、第二バチカン公会議(1962年~1965年)によって現代的に改革されたのですが、それ以前の古典…

何を信じれば良いのか

fineartamerica.com キリスト教徒は、「イエス様を信じている」と言いますが、一体何を信じている、と言えるのでしょうか。福音書を読んでみましょう。 ヨハネ伝 6:47-51 よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。わたしは命のパンであ…

ぶどう園の例え話

www.integrity-authenticity-love.com マタイ伝福音書に、「ぶどう園のたとえ話」という箇所があります。ぶどう園の労働者が、労働時間の長短に関わらず、一様の賃金しか貰えなかった、というお話です。 雇用主の言い分を見てみましょう。 マタイ伝 20:9-16 …

エッサイの株

ja.wahooart.com キリスト教のこよみは、待降節(アドベント)から始まります。こよみ上の新年最初の祝日といえば、カトリックではテオトコスの祝日(1月1日)がありますが、プロテスタントでは降誕節の終わりである1月6日の公現祭までは何もありません。 で…

神のイメージ

エチオピアのキリスト教徒がイメージするイエスと弟子たち www.worthpoint.com 高校生の頃、カトリック信者の同級生から聞いた話なのですが、マスターベーションについて告解を行った際についての話でした。今となっては微笑ましい悩みなのですが、高校生の…