「司教」が存在するルター教会があることをご存知でしょうか。おそらく日本のルター教会には存在しないのではないかと思いますが、アイスランド、フィンランドのような、ルター教会が国教である国などでは、司教が存在するようです。上の写真はエルサレムのルター教会の司教なのだそうです。
カトリック、アウグスティノ修道会の修道司祭であったマルティン・ルターは、カトリック教会の職制のヒエラルキーに否定的だったのではないかと思うのですが、ルター教会の司教は、どの時点からの「使徒」を継承しているのでしょうか。イエス様のお弟子たちから、というのであれば、カトリック時代が含まれていますので、ルター教会は、カトリック教会が認めない、カトリック教会の副流だということになってしまうのではないでしょうか。ルターから発生した使徒の継承だ、ということも、何か不自然ですよね。
結局、どのような動機で発生した組織であれ、最終的には、官僚的な状態を好む、ということなのでしょうか。