キリスト教大辞典

キリスト教大辞典

キリスト教の問題点について考える

ペットロスとキリスト教

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某匿名SNSに、次のようなつぶやきが書き込まれていました。一部伏せ字にしてご紹介します。

家族の一員として生活を共にしていた大切なペットを失う事はとても大きな悲しみです。そしてその悲しみは何年経っても消える事はありません。ルーテル◯◯教会では天国に旅立った皆さんの大切なペットの為にXXXX牧師がメッセージを語り、皆様のペットのお名前を読み上げお祈りをいたします。

 

旧約聖書をよめば、動物は、人間の罪を償うために焼き祭りを通して神に捧げる通貨の一種であって、それに霊はともなっておらず、死んでも天国とか地獄とかは無関係のはずです。

しかし、この牧師はペットが死ぬと、無条件に、彼らが自らの意思で天国に向かって進んで行って、当然のようにそこへ到達しているかのような説明を行っています。

まあ、顧客不足で困窮している状況はよくわかりますし、お気の毒だとは思いたいところですが、ちょっとキリスト教理解がお粗末過ぎはしないでしょうか。

これではカトリックや正教の聖像崇敬を偶像崇拝とは笑えないでしょう。プロテスタントの信者は、飼っていたペットが死ぬと、信仰や教義、キリスト教の理屈は飛んで行って無くなってしまうのですか。大した「信仰」ですね。どうせ常日頃ステーキや豚しゃぶや唐揚げを食べていたのでしょう?

それに、「天国に旅立った皆さんの大切なペット」と言っているのに、どうして「皆様のペットのお名前を読み上げお祈りを」しなければならないのでしょうか。カトリックの「煉獄」思想も真っ青になる浅はかさです。

キリスト教といっても、実際にはペットに依存する生き方をする人が育つわけです。そしてそのケアのためには、教義も理屈も投げ捨ててめちゃくちゃなことをやりだす。

まあ、キリスト教というのはこういう世界ですよ(笑)。