キリスト教大辞典

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キリスト教の問題点について考える

日本で一番美しい礼拝堂 その2

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「浪花教会」ヴォーリズが大大阪に残した素晴らしき教会建築 - SMILE LOG

 

過去の記事「日本で一番美しい礼拝堂」

では東京の、聖路加国際大学のチャペルをご紹介しましたが、今回は、大阪の三休橋筋にある、日本基督教団浪速教会をご紹介します。

 

過去の記事「教会音楽について」

でも取り上げた礼拝堂です。

 

ご覧の通り、とてもシンプルなインテリアデザインです。キャッチアイ画像で引用したサイトでは、

プロテスタント教会は華美な装飾が無く質素なのが特徴的と言われていますが、重厚でこってりとした色合いの框組木製パネルと、クリーム色に塗られた壁や天井、そして数種の彩りが添えられているだけで絶妙なバランスがとれていると感じました。

と評価されていますが、僕は、キリスト教建築の完成された様式がプロテスタント教会に反映されているのだ、と理解したいと考えています。

いかに質素であろうとも、カトリックや正教の聖堂には、人物像や人物画、装飾的な建具や建築部材が必ずあって、未発達で拙い宗教観や、情緒的で不安定な思想を連想してしまうのです。

サティアンまがいのプレハブ小屋で、催眠商法礼拝を行う類の教会は別ですが、少しはしっかりしている教会であれば、礼拝に参加して、ベンチに座って正面をみれば、この例に見るように、そのシンメトリーの美しさに眼を奪われるでしょう。また、そのシンメトリーを支えるかのような、意図的なアシンメトリー、この例でいえば、植物やオルガン、ピアノなどからくる安定感ですね。そういった様式は、実は視覚からキリスト教の精神を宣教しているのです。

その理解を促すことが実現できていれば、その教会は、教会として用を成しているのだと評価することができるでしょう。