キリスト教の問題点について考える

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伝統的教派プロテスタント信徒が運営するキリスト教批判ブログです

ローマカトリック女性司祭協会(ARCWP)

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arcwp.org


 

ローマカトリック女性司祭協会(ARCWP)と.いう組織があることをご存知でしょうか。バチカンが認めていないようですので、厳密にいえばカトリックの団体であるとは言えないのでしょうが、「ローマカトリック女性司祭協会」と名乗っているので、カトリック教会の一部であると感じます。

同サイトの「About Us」から一部を、ブラウザの翻訳機能で日本語に変換して引用してみましょう。

ローマカトリック女性司祭(RCWP)イニシアチブは、ローマカトリック教会内の再生運動です。私たちの目標は、福音の正義と誠実さの問題として、教会内のすべての人の完全な平等を達成することです。女性司祭運動は、教会における包括的聖職奉仕の新しいモデルを提唱しています。私たちは、すべての人々を弟子とする霊への聖なる服従という預言的伝統に立っています。この運動は、2002年にドナウ川で7人の女性の聖職授与から始まりました。今日、世界中で124人以上の女性司祭と10人の司教がいます。私たちの女性司祭は使徒の継承で定められています。最初の女性司教は、ローマカトリックの男性司教が使徒の継承と法王との交わりで任命されました。

バチカンには、私たちはexcommunicatedと述べていますが、私たちはこれを受け入れず、私たちは教会の忠実なメンバーであることを確信しています。私たちは、私たちが呼び出された場所であれ、包括的でキリスト中心の、精神に満ちたコミュニティでの聖餐を祝うためにすべてを歓迎することによって、私たちの最愛の教会に新たな司祭職に奉仕し続けます。ドイツ、オーストリア、フランス、スコットランド、カナダ、米国、南米に女性祭司のコミュニティがあります。ドナウ川の誕生から、RCWPはヨーロッパ(西および東)、カナダ(西および東)、米国(RCWP USAおよびARCWP)の2つの流れに進化しました。いつかラテンアメリカや他の地域でストリームが流れます。

プロテスタントでは女性牧師は当たり前ですし、聖公会では女性主教も増えてきています。しかし、女性を蔑視する風潮は拭い切れないようで、女性牧師を忌み嫌う人はたくさんいます。

宗教とは、元来女性的なものではないかと思います。女性的ヒステリーの極致こそが宗教の実態です。だから、日本神話における最高神は女性なのです。また、観音菩薩は女性的な造形で表現されるわけです。

沖縄や東北における民間宗教の神職(口寄せ)は女性ですし、一般の神社神道であっても女性神職は普通にあります。また、伊勢神宮の祭主は皇族出身の女性と定められています。

仏教においても、尼僧が存在しますし、お釈迦様は悟りは男女に関係なく得られるものだと言っているのです。

 

女性司祭や女性牧師が出現して、そのことが問題になったり不自然に感じられるのであれば、その組織は悪い組織だ、と考えてよいでしょう。改善を試みることは必要かもしれませんが、ある程度努力して改善が成されなければ、早々に脱出する。これが人間として最も賢明な態度です。

なんだ、病気でもないのに病人のフリをさせられていただけなんだな、ということに気づくと思いますよ。