キリスト教の問題点について考える

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洗礼

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キリストに洗礼を施す洗礼者ヨハネ

 

マルコによる福音書 第1章第2-11節

預言者イザヤの書に、「見よ、わたしは使をあなたの先につかわし、あなたの道を整えさせるであろう。荒野で呼ばわる者の声がする、『主の道を備えよ、その道筋をまっすぐにせよ』」と書いてあるように、バプテスマのヨハネが荒野に現れて、罪のゆるしを得させる悔改めのバプテスマを宣べ伝えていた。そこで、ユダヤ全土とエルサレムの全住民とが、彼のもとにぞくぞくと出て行って、自分の罪を告白し、ヨルダン川ヨハネからバプテスマを受けた。このヨハネは、らくだの毛ごろもを身にまとい、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。彼は宣べ伝えて言った、「わたしよりも力のあるかたが、あとからおいでになる。わたしはかがんで、そのくつのひもを解く値うちもない。わたしは水におまえたちの身を沈めたが、そのかたは、聖霊に身を沈めてくださる」。そのころ、イエスはガリラヤのナザレから出てきて、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。そして、水の中から上がられるとすぐ、天が裂けて、聖霊がはとのように自分に下って来るのを、ごらんになった。ると天から声があった、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

Wikiの「洗礼」の項には洗礼者ヨハネについて、

洗礼者ヨハネ以外にも、西方ミトラ教やマンダ教、エルカサイ派などの「洗礼教団」が中東地域に存在し、洗礼の儀式を行っていた。 

 

と説明されています。

洗礼者ヨハネユダヤ教徒ではあったのかもしれませんが、流行りの宗教が行う儀式の真似事をして大衆に迎合していたミーハーだったのです。そしてイエスもそれを受け入れたと記されています。

新約聖書を注意深く読むことにより、キリスト教が実際にはユダヤ教の進展では無く、当時流行していた様々な宗教が混成されてできたいびつな新興宗教だったのだということを知ることができます。